転職を考えている看護師は、病院以外にも働くところはあると認識して視野を広げてみると良いだろう。
病院以外にも、看護師を必要としているところはある。
病院以外の職場としておすすめしたいのが、産業看護師、治験コーディネーター、高齢者向け施設の3つである。
企業の中には保健室を設けているところも多い。
ここで働くのが、産業看護師である。
主に、従業員の健康管理や健康診断のデートの管理、保険指導などを行う。
産業看護師なら、基本的に土日は休みで夜勤もない。
カウンセラーの資格を取得している方なら、なお重宝されるだろう。
治験コーディネーターは、治験を受ける方に治験内容の説明をしたり、被験者の相談相手になったりする仕事だ。
身体面や精神面から、被験者のサポートを行う。
業務内容が幅広いため、治験の専門知識やコミュニケーションスキルなど、多種多様なスキルを養いたい看護師に向いていると言える。
高齢者向け施設の看護師は、比較的給与も高いと言われている。
主に、介護老人保健施設や介護老人福祉施設、介護付き有料老人ホームなどが、看護師が活躍しているフィールドだ。
高齢者施設では、入居者の健康管理や投薬などが看護師の主な役割である。
このように看護師は、病院以外のさまざまな場所で活躍できる。
もし今病院で働いていて仕事を辞めたいと考えているのなら、病院以外にも視野を広げてみると、将来の可能性が広がるだろう。