自分に合った職場で働くことが大事

看護師としての活躍の場は、必ずしも病院だけではない。
テレビなどで見かける看護師の現場は、ドラマの構成上、大病院で忙しく働いているというイメージが強い。
しかしながら、看護師としての活躍の場は病院だけではなく、老人ホームや障碍者施設などの入居施設での勤務の場合もあるし、日中デイサービスの施設で嘱託で勤務しているケースもある。

職務上、どこの現場であっても看護師である以上相応の責任を負うものではあるが、自分の興味や関心、ライフスタイルに合った職場を選択すれば、看護師としての役割を発揮し大きな社会貢献となるものである。
国家資格である看護師という資格を得るまでに相当の勉強をし、現場で実務を積んだ経験のある潜在看護師の方が、そのまま家庭内に収まってしまっているのは、実にもったいないことと言わざるを得ない。
役割と責任の重大さから現場に復帰することをためらう方も多いが、自身が持っているキャリアを活かし、再び活躍してもらいたいものだ。

看護師の活躍の場は、多様に存在する。
おすすめは、自分が働いてみて負担の無い現場や、ストレスを感じ過ぎない現場である。
対象は緊急を要する病院のような場合だけではなく、デイサービスのようにゆったりとした関りの中でスキルを活かすこともできる。
子育てにゆとりが出て来たのならパートのスタイルでも働くことができるので、自分の持つスキルの活用と社会のためにも、再び現場での活躍が期待されている。