病院以外で看護師におすすめの職場は、保育園である。
保育園では多くの保育士が働いているが、0歳児や1歳児を保育する保育園では看護師を募集する場合がある。
保育園に勤務する看護師の基本的な仕事は、保育の手伝いだ。
乳幼児は症状の急変や予期しないケガなどがあるが、保育園に看護師がいることで適切な処置が迅速に行える。
ちなみに、都道府県によっては、0歳児の人数に対して一定数の看護師を配置することが定められている場合がある。
例えば東京都では、0歳児保育を行っている保育園は、看護師か保健師か助産師を1人以上配置しなくてはならない。
保育園で働く場合、基本的には夜勤がない。
また、時間外勤務もほぼないことが多く、時間的に余裕があることがメリットだ。
注意点は、保育中の園児に病気やケガなどがあった場合に、看護師から保護者へ説明しなければならないことだ。
他には、一度保育園で勤務してしまうと、医療機関で働く看護師として復職するのが難しくなる時もある。
保育園勤務の看護師に向いているのは、赤ちゃんや子どもが好きな人だろう。
また、ただ好きなだけではなく、園児たちに適切な指導が行えなければならない。
都内の求人の場合、認可保育園や公立保育園の正社員で昇給や賞与があり、年間休日120日の完全週休2日制というケースもある。
また、通勤手当や住宅手当などの各種手当が充実していることもある。
さらに職歴にブランクがあっても応募できることもあり、産後休暇や育児休業明けのママさん看護師などが採用されることもある。